hunch は、利用者の興味に合わせたサイト、記事、ブログエントリなどをオススメするレコメンドサービスで、ワタシ認定今年のバズワード “キュレーション”の代表的webサービスのひとつ。サービス開始間もない頃からとても評価が高いサービスでもあります。
レコメンデーション(recommendation, 推薦, おすすめ)エンジンHunchが、$12M(1200万ドル)の資金調達ラウンドの完了を公式に認めた。ラウンドを仕切ったのはKhosla Venturesで、パートナーのGideon Yuは昨年Khosla Venturesに参加した人物だが、その前はFacebookのCFOだった。その彼が今回の投資ラウンドの一環としてHunchの取締役会に加わる。投資に際し、Hunchの評価額は、$52M(5200万ドル)だった。
今夕(米国時間3/14)、Hunchの協同ファウンダCaterina Fake*が語ったところによると、誕生後まだゼロ歳であるHunchは、すでにレコメンデーションを行うためのデータを大量に集積している。そして、立ち上げから今日までユーザが答えた質問は5000万近くに達する。今後これらのデータを有効利用していけば、さらにレコメンデーションの内容を磨き上げることができる。〔*: Flickrのファウンダとしても有名。〕
WikipediaのファウンダJimmy Walesが、2009年の終わりごろ、Hunchの取締役会に加わった。
絶好調のレコメンデーションエンジンHunchが$12Mを調達–役員も一流揃いに 2010年3月16日 TechCrunchジャパン
ね、すごいでしょう。一年前でこうなんですから。Googleの検索結果にネガティブな意見が広まっている現在、一年前より評価が下がるはずもないわけです。
で、本題はここから。ここからはあくまでも現時点のワタシの感覚のお話。
利用にあたっては、TwitterかFacebookのアカウントで認証をとる必要があります。
最初に質問を次から次へと繰り出してくるのですが、興味ない質問とかはスキップできるのでコレは全部答えるべきではないようです。だって英語だし、宗教とか政治とかの質問をしてくるんですよ。いや、信仰している宗教とかは答えられなくはないけど、共和党支持か民主党支持かなんて答えられないでしょう?日本人だし。まあ、彼の国は信仰や政治の支持具合で好むニュース媒体とか全然違うから理解出来なくはないですけど。
で、ほんとウンザリするほど聞いてきます。車とか食い物とかスポーツとか。最初に男って答えたせいで、いまどきの日本だと昭和なスポーツ新聞みたいなの質問が多いですね。あと、音楽と映画、TV。こうしてみるとあまり高尚な質問はありませんね。平均的アメリカ男性のイメージはまだマッチョな部分も多いです。あ、でも環境関連な話題も聞いてきますよ。ハイブリッド車がどうとか、グリーンエネルギーについてとかの質問がありました。
何とか質問に答え終わると、「ハイどうぞ、使えますよ」って感じになるのですが、アレだけ質問に答えたのだからオススメが山のようにくるとおもうじゃないですか?でも、何にもないのです。マンモス大学に一人入学した田舎の高校生みたいなもんで、いわゆるボッチ体験を味わえます。
ウーン。どの辺がスゴイのかなあ>hunch
ちなみにトップ画面はこんな感じです。

どうやらワタシへのオススメの話題らしいのですが、どれも興味が高いわけではないのです。例えば上段真ん中に small town とありますが、これも『住むとしたらメガシティのど真ん中とスモールタウンのどちらがいいか?』みたいな質問があったので、ワタシのもうオッサンだから大都市の真ん中は嫌だなと思ってスモールタウンを選んだだけで、アメリカのスモールタウンに関心があるわけではないのです。
どうですか。ワタシの困惑具合がお判りいただけましたか。
そうそう、WordPressやGoogle chrome といったワタシの好きなトピックについても調べました。トピックごとに色んな人がコメントしています。でも、ご覧ください。

注目すべきはコメントの日時。2009年。古くないですか?いや、下の方にチラホラ2010年もあるのですが、まあ、妥当な意見が出揃うと皆あとはコメントしなくなるわけです。実は2009年というのはこのサービスが公開された年で、いってみれば完全に出落ち。
と、ここまでネガティブなことばかり申し上げてきましたが、このサービスは具体的に「5歳の甥っ子の誕生日プレゼントは何がいい?」とか「こんどの選挙には誰に投票すべきか?」だとかかなり具体的な質問に対してレコメンドしてくれるサービスらしいのですよ。もちろん質問は英語です。
Flickr創設者の1人、カテリーナ・フェイク氏が、新たなネットサービス「Hunch」のβテストを開始した。
Hunch4 件は個々のユーザー向けにカスタマイズされた意思決定支援サイト。フェイク氏によると、「ハロウィンに何をしたらいいか」「ポルシェを買うべきか」「誰に投票したらいいか」などを決めるのを支援するという。コイントスや占い、人に相談するなど意思決定の方法はいろいろあるが、同氏はHunchを新たな手段と考えている。
Flickr創設者、新しいネットサービス「Hunch」をテスト – ITmedia News 2009年03月30日 13時04分 更新
仕方ないので英語で「WYSIWYGエディタは何かオススメ?」とか質問したのですが、答えてくれませんでした。多分英語が通じなかったのでしょう。
結論:
hunch は、英語力があって初めて役立つwebサービス。まずは英語力をつけること。